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今日はプチ真面目(?)気味に。(゚ж゚)プ
なにやら「戦争をしない平和な世界づくりを地域から進める」って事で、大阪の方で『無防備地域宣言』なるものを町の条例にしようとしてる人々がいるらすぃ。 Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/無防備地域宣言)によると、 『紛争相手国の占領を無抵抗で受け入れる事を宣言することができる。宣言され、かつその条件が守られている地域を攻撃してはならない』 というジュネーブ条約の中にある条項だそうな。 つまり、「ワシら丸腰でまったく抵抗しないから、お好きにこの町を使ってどうぞ!そのかわり町は壊さないで。」と、占領しに来た敵に町を譲り渡してしまう宣言ってことよな? しかし、 『禁止しているのは物理的な攻撃のみであり、占領および紛争相手国による統治や軍事基地化は禁じられていない点には注意が必要である。』 とも書いてあった。 『ドイツのドレスデン爆撃(10万人以上が死亡)やマニラ爆撃など宣言をしていた都市が空爆された例が数多く存在し、過去何度と無く破られてきた規定で、その遵守を紛争相手国に強制する手段が事実上無い。』 とも。 こないだ、“探検ロマン世界遺産”で(笑)、ドレスデン(http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr046.html)をやってたが、ドイツの有名な芸術家達を育んだ町として紹介されると同時に、まだ大爆撃を受けたダメージで町を修復中という、かなり悲しい歴史がある町でもある、と取り扱われてたぞい? ドイツ人にとってドレスデンは「ドイツが誇る芸術家たちが拠点をおき、数々の作品を発表したのもドレスデンで、『ドイツ人の心の故郷』とされていた」精神的に誇りのような町だったようなのだけど、第二次大戦の時、大空襲を受け(無防備地帯宣言してたのにぃ)、歴史的建造物の大半が破壊されたんだそうな…。 日本で言う京都みたいなカンジ?京都の町を破壊されたら、日本人的には精神的大打撃よな。 ドレスデンはさておき。 まあ、頑張って活動してる人々は居ても、 『近年、地方公共団体のレベルで無防備地域宣言を行おう、という運動がいくつかなされているが、「平和都市宣言」以上の意味は持たないとする見方が大勢を占めている。』 らしいけどね。 つまり一部の酔いしれたアレな活動家達のムーブメントのようだが、万が一そんなのが通ってしまったら、そんなのを望まない人々は大変だわねえ。 自分達だけで「人間の盾!」とかやってる分にはご勝手に〜ってカンジだけど。 一般人を巻き込まんでくれ!ってカンジ?(笑) しかし、これって、ドレスデンとかみたく爆撃とかされなかっとしても、占領された後、どんなに横暴な扱いをされても文句は言えん、ってコトだよね? …良いのかしら?そんなんで?? もしもだよ? 北斗の拳の1巻(くらいしか読んでない(笑))の世界みたいに、すっごい暴れん坊のフーリガンみたいな他国の軍勢がワーーって来たとして、金品を強奪され、女子供をゲヘゲへと拉致って行く、みたいなコトされても我慢する、ってことやね。今の北朝鮮人のように、馬車馬の様に働かされて給料はナシ!でも、言われるがまま従う、と。 だとしたら、アホですか?! 相手の良心に訴えるつもりなんじゃろうが、他人は(他の国の人)はそんなに甘かねーよ、ってカンジ? 男達は自分の彼女や嫁、娘がそんな風に扱われたとしても、指を銜えて黙って見てるですかい?! 自分達が奴隷のように働かされて、ちょっとミスれば「バイちゃ!」とサクッと殺されたとしてもいんですかい? そんなへなちょこ、逝ってヨシ!! 「じゃあ、戦うんか?武器も無い一般市民が!」となるんだろうが。 どうなんでしょう? 初めっから戦いを放棄してしまってないで、極力良い方に事が運ぶ様にオツムを使ってなんとかしよう、とか努力しねんかい?!ってカンジ? 「もう、ど〜にでもして〜」(←古い(笑))状態だと、相手は調子に乗ると思うんだね。善悪や良心の針がどんどん自分達に都合の良い方に振れていくと…。 まあ、日本がかつて戦争で負けて、アメリカさんに占領された時は、扱われ方は悪くなかったようだけどね。そのころ子供だった親曰く。 (でも酷かった人もいるかもしれん。それは人、一人一人で性格とかで変わるだろうし。ある程度ケース・バイ・ケースはあっただろうが、まあ、概ね悪くは無かったんでしょうね。) だから占領される相手によっては『無防備地域宣言』もヨシかもしれんが。相手とその紛争の目的によっては大きく事態は変わるワケで。使い分ける為にも、早々とそんな宣言しちゃっとかない方が良いよな。←都合よすぎ?(笑) とはいえ、この『無防備地帯宣言』って何処の誰を想定して言ってんのよ?って言ったら、どう考えたって北朝鮮なワケでしょ?まさか、欧米の国とかじゃあるまい。 そしたらなおさら、紳士的に占領されるなんて考えられんと思うがなあ(笑)。 そう、この『無防備地帯宣言』を条約にさせようと運動してる人々は、随分と自分たちに都合の良い所しか見てない(宣伝してない)カンジがする。 それが楽天的過ぎというか、平和ボケ過ぎというか…。 とりあえず、 『この宣言は『紛争相手国の占領を無抵抗で受け入れる』事を宣言するもので、地域単位での降伏宣言である。戦時でない=紛争相手国がいない時点で宣言することはできない。』らしんで(笑)。 今の日本では“いちおう”紛争相手国がいないワケで、当てはまらんわけですが。 にもかかわらず、こんな運動してる人達って暇なの? どんな事をされてもやり返しません、気が済むまでおやりなさい、って、あんたらガンジー?! それとも、「平和を愛する人」アピール? どうせするならもっと有意義で建設的な活動すればいいのに…、と思ってしまうのはワシだけ? 自分の身は自分で守らんと!という国に長く住んでると、自分の身の安全をこんなに手放しに他人任せな考え方の人とか見るとビックリするよ。 特に戦争とかっていう特殊な精神状態下において、相手の良心や節度に期待する方がおかしい。 そんなもんがあるくらいなら、最初から戦争になんかならねーっつーの(笑)。 てか、良心や節度がある敵さんなら、「無防備地域宣言」とやらを高らかにうたわんでも、丁重に扱ってくれるだろうさ! このネタは例の如く、「痛いニュース」の中のトピック 【"漫画で分かる「無防備地域宣言」" 「無防備マンが行く!」、出版決定】 というところから拾ったネタなんだけどね(笑)。 ネラー(みんな批判的(笑))のコメントの中に: 『痴漢されたら「どうぞ触ってください」と尻を差し出す レイプされそうになったら「どうぞ犯してください」と下着を脱ぐ 殴られそうになったら「どうぞ殴ってください」と顔を差し出す 泥棒に家に押し入られたら「どうぞ持って行って下さい」と金庫を差し出す』 と、あって笑った。 これはまあ、茶化した過大解釈だけどさ(笑)。 でも、この例えを「無防備地域宣言」的にみてみると、 痴漢されそうになったら「どうぞ触ってください」と下尻を差し出せば、痴漢さんはマイルドに触ってくれる、ということだよね。 …まあ、ある意味、「や…やめてください…」とモジモジと抵抗されるのが萌え的な痴漢だった場合は、醒めて去ってくれるかもしれん(笑)。 あるいは、「私はレイプされても文句は言いませんよん」と声を大にして宣言しておく、と。 そうすると、強姦魔は犯さないでくれる、あるいは紳士的にレイプ(どんなだ!?)してくれる、という事だよね。 …これも「いやー、やめてぇ〜」と抵抗されるのが萌え的な強姦魔だった場合や、「あいつ誰にでもヤラセるらすぃーぜ?」「おえ、キモっ!」ってなって、避けてくれるかもしれん(笑) とりあえずそれらは決して、相手が無抵抗だから良心の呵責に苛まれて、ってワケじゃないわな。 無防備地帯宣言的にいくと、「レイプされても抵抗しません」と言ってる人を打ったり蹴ったり服破いたりする手法のレイプしちゃダメ!ってカンジ? …そんな事言ってても言ってなくてもヤっちゃダメだっちゅうの!(笑) とりあえず、オンナ(お金とか)に餓えてるヤロー(国)なら「お言葉に甘えて。いっただきま〜す!」ってなる可能性は高いわなあ(笑)。 それなら、隠し持ってた催涙スプレーみたいな武器(武力)で抵抗してみたり、武器は使わず、「ナゼ、あなたはそんな事をするのですか?」と頑張って諭して(話し合いで解決を試みて)みたり、とか、日頃から「アタイをレイプしたらどうなるか分かってんだろうねえ!」と凄みをきかしてる(笑)、とか、なにがしかのアクションを起こした方が、もうちょと難を逃れられる確率も上昇すると思うんだよね。 泥棒のパターンなんて、まさに、金庫さしだせば、間違いなく持ってかれるべ(笑)。 それに無防備地帯宣言的に言えば、泥棒が家に住着き、奴隷のようにこき使われる可能性だってある。 実際の泥棒的な事件から行くと、、顔見られたから、と、行きがけ(帰りがけ?(笑))の駄賃に殺されるオマケ付き!な場合だってあるんだけどね…。 「ぎ〜やぁーーーー!たーすけてぇ〜!アホアホマーン!(古いっちゅうねん)」と叫ぶなり抵抗してるウチに近所の人が通報してくれて、助けが来るかもしれん。撃たれて一発アウトかもしれんが…。 とにかく、そーゆー自主的なアクションで難を逃れる可能性を最初から放棄してしまうのが『無防備地帯宣言』みたいなカンジ? や、↑これらの例えと比べるのは強引だと思うけどさ。 根底に流れるスピリット(笑)は、似たようなもんじゃろ?え?違う?(笑) 強盗団に囲まれて、「金だしなー!」って言われりゃ、無条件に差し出しますけど。 それでリリースされるならね。 けど、拉致られてマワされて殺される、とかだったら、何としてもその場から脱出する! 状況状況で自分のとるべき態度は変わるもんだと思うから、最初から無抵抗でファイナルアンサーは投げやり過ぎ! 日本人同士だったらどうだか分からんが、外人さん(同じ文化や習慣を持たない人)は自分達的価値観で考えたらあかんぜよー。 だいたいさあ、バッカだよねー。 こんな『無防備地域宣言』とやらで「戦争をしない平和な世界づくりを地域から進める」事が出来んなら、苦労ないって!(笑) 自分はどっぷり平和に暮らしるくせに、何分かったような事言ってるんだい!って、紛争地帯に住んでる人達に怒られちゃうよ? パレスチナの人達がどうしてあんなにボコボコにされてるのに、自分達の町を手放さないのか、考えてみいよ!ってカンジ。 とかいう私だって一応平和に暮らしてると思うから、パレスチナの人の本当の苦悩なんて分からんのだけどさ。(゚Д゚)y─┛~~ なんか、きっと絶対的な自分達の居場所(帰依する場所)が無くなる、ってのはとっても耐えられないアイデンティティの喪失とかなのかなあ、って、予想してみたり。 かつてのドレスデンの人達みたくね。 なんとなく、今の日本では、昔のように「自分の国(日本人としての誇り)を守る為に戦う」なんて言うと、右翼系の人?とか認定されちゃいそうだけど(笑)。 私はそうは思わない。 てか、それで右翼の人と呼ばれるなら、べつにいいよ?ってカンジ。 だって、それが自分の根本となるアイデンティティなワケだし。 めっさ大切だと思うんだ。 それはどの国の人もそーだと思うよ。 それを捨てても生き残ったモン勝ち!って人は、それならそれでもいんだけどさ。 私はムリ! 「やる前から諦めないで、とことん自分でやってみてから結論出せ」とか、「やらずに後悔するくらいだったら、やって後悔する方がマシ」とかって格言(?)みたいのがあるじゃん? きっと、『無防備地域宣言』をしたがってる人って、そーゆー言葉を聞いても、「そうだよね!がんばらなきゃ!」ってならない人なんだろうなあ、って思ったり。 【おまけ】 Wikipediaによると、 無防備地域宣言を条例化しようと、積極的に運動している町 • 北海道 苫小牧市、札幌市 • 東京都 品川区、荒川区、板橋区、国立市、日野市 • 千葉県 市川市 • 神奈川県 藤沢市 • 大阪府 大阪市、枚方市、高槻市、豊中市、箕面市 • 滋賀県 大津市 • 奈良県 奈良市 • 京都府 京都市(←オイ!Σ( ̄□ ̄|||)) • 兵庫県 西宮市 • 沖縄県 竹富町、石垣市 ※荒川区、藤沢市、大阪市、西宮市などは、議会で無防備地域条例案が否決された。 ということです。 あなたの大切な人が住んでる町、大丈夫ですかあ? 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