前回、カットした「ボランティア」のトラウマ話なんですけど。 なんか、あまりの自分のアホの子っぷりに、アップしようか悩んでしまった。 こないだ書いてる時はノリノリだったので、気がつかなかったが…。や、気がつけよ!って話なんだけど。(笑) でもまあ、純朴だった私アピールが出来る(誰によ?(笑))かにゃ〜、とアップする事にしましたです。
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高校生3年の夏休みに一時帰国をしてた時。 友達と、新宿のアルタ前で待ち合わせをしてたんだ。(若気の至り?(笑)) その時、友達がみんな揃いも揃って遅刻しやがってね。 てか、私はインターナショナルスクール生で、夏休み入りは早く、6月の半ばにはお休みに突入してたから、さっさと日本に帰ってきて日々を満喫してたが(笑)、友達(ジャカルタ日本人中学卒業後、日本の高校に入ってるやつら)はまだ普通に学校があるし、それなりに予定外の事も下校途中にあるだろうから、いんだけど。 でもその頃は、携帯も無いし、ポケベル(笑)も無い。 だから、「あれ〜?アルタ前で良かったんだっけ?改札前だっけ〜?」とプチ不安になっても、確認のしようがない! 今考えると不便な世の中だったのう…。 て、わけで、アルタ前と改札を往復してたんだけどね(笑)。
その時、アルタ前交差点で、「アフリカの子供の救済募金」活動をやってるネエちゃん達が数人居た。 アルタ側でなく、交差点挟んだ駅側の方。ちょっとした広場っぽい方でね。 で、アルタ方面に行く信号待ちの人々に募金を募ってたんだけど…。 若いネエちゃん達、といっても、高校3年の私よりは年上だった。 茨城訛の!(←あとから茨城人と友達になって知った事だけど)
私がアルタに行こうと信号待ちしてると、1人が寄って来て募金を頼まれた。 ネエちゃんの持ってる募金箱には、アフリカのガリガリにやせ細った子供や、おなかだけポッコリしてる子供、口や目の周りに死ぬ程蠅がたかってるのにぐったりしてやられっぱなし(?)の子供などの写真がコラージュしてあった。 「○○円(いくらか忘れたが数十円単位だった筈)で子供1人の予防接種が出来ます!」みたいな事も書いてあった。 そして、なにげなくはみ出している千円札…。
その時の私は、親が一緒に帰って来てない事をいいことに、彼らの金で勝手に大変ブルジョアジーな一時帰国生活(笑)を送ってた、ってのと、浦島太郎で日本の常識に疎かった(てか、単に私が非常識だっただけなんだけど)ので、「こーゆー募金はみんなそれぐらいするもんなのだね?」と、疑いも持たずに千円カンパしたのでした…。 お姉さんは「ありがとう!ありがとう!」とそりゃあ嬉しそうで、「や〜、これで数十人のアフリカの子供が助かるんだねえ!」と、私もちょっぴり嬉しかった。 てか、そのお礼があまりに大声で、しかも何度もするので、他の信号待ちしてる人からもジロジロみられて、ちょっと恥ずかしくなったので、信号が青に変わったと同時に逃げるようにアルタに向ったんだけどね(笑)。
が、友達が上記でも書いた通り、来ないので不安になって、一旦改札まで言ってみて。 やっぱり居ないからって、アルタに戻ろうと、また信号待ちをしていたら! 先程のお姉さんが仲間一人と寄って来た。 またお礼を言われるのか?とちょっと内心、しこまかしてた私だったんだけど。 お姉さんは、仲間をグイっと私の方に押し出して 「この子にも募金、お願いしますぅ(茨城弁で読んで下さい)!」と言うではありませんか! さすがに私も「(゚Д゚)ハア?」となるわさ。 だって、キミらチームじゃろ?なんで「この子にも」ってなるワケ?みたいな(笑)。 だから「や、さっきしたし…」って言ったんだけど、 「そこをなんとか!この子にも千円お願いします!」だよ?
「…え〜〜??(…なんかこのお姉さんヘン?!と私の心に疑惑が芽生えた瞬間)」 こんなやり取りをしてる横で、他のお姉さんが、同じように信号待ちしてるカップルに募金をお願いしている。 何気なく見てると、男の方が「じゃあ、オレと彼女の分合わせて!」と、100円を募金箱に入れている!
100円?!大人が? なのになんで私はこのお姉さんにさっき千円募金したのに、まだ違う人に千円募金しろ!とか言われてるワケ?!と目が点になった(笑)。
断って逃げようと思っても、腕掴まれて放してくれないし!(笑) 日本の事をよく分かったその数年後の私だったら「ふざけんな!」くらい言えたと思うのだけど、その時はまだ殆ど外国人状態の私だったので、怖くなってきて(それくらいの勢いだった)、「じゃ、じゃあ、500円でいいですか?(ナゼ私が下出?!(笑))」と値切ってみた(笑)。 が、「そんな事言わないで、この子にも千円お願いしますぅ!○○円で子供1人の命が助かるんですぅ〜!」と、言って許してくれない。
なんでこのお姉さん達は高校生の私にここまで募金を要求するの?さっきのお兄さん達(カップル)は2人で100円で許されてたのに!と、だんだんムカついてきて(遅いって?(笑))、「さっき、100円の人とか居るのに、どうして私ばっかり千円!とか言うんですか?!」って強い口調で言ったら、ムッとした顔で「じゃあ500円でいいです!」ときた!
今、思い出してもムカつくシチュエーションでありんす!
なんじゃ!その言い方!と思ったが、私的には未知の生き物過ぎて怖かったので、500円を手切れ金に解放されるならそれもやぶさかではない!と500円あげて、信号が青だったのを良い事に振り切るようにその場を去ったんだけど。 募金する方もして貰う方もむかつきながら、ってどうよ?(笑)
友達に会った時にこの話をしたら、すんごく叱られた!(笑) 「オマエ、ばっかじゃないの?!絶対その金、そいつらの服代になるんだよ!」 「でも千円ちょろっとはみ出してたし、他の人もソレくらいしてんのかと思ったんだよう!」 「そんなのフェイクにきまってんだろっっ!!」 「…や、途中からなんかヘンだなあ、と思ったんだけどもよ…。(´・ω・`)ショボーン」 と言ってもアフター・ザ・フェスタ…。
友達は「今から行って取り返してやっか?」って言ってくれたけど、スゴくヘンな人々だったから、1500円払って「募金」や「ボランティア」についてお勉強した、と思う事にした私でした。
しかし、いくら私が老け顔で高校生に見えない(よくOLや女子大生に間違えられたりしてた)し、学校がある時期に私服でフラフラしてれば、間違えられてもしょうがないにしても。 たとえOLや女子大生だったとしても、このタカリっぷりはどうでしょう?!
ソレ以来、よっぽど信用のおけるところにじゃないと募金はしない事に決めたの。 そして「ボランティア」ってのも「いったいナンなのか?どーゆーモノなのか」ってのを凄く真剣に考えた次第です。 ボランティア活動する人も、そして、それにお世話になる人も。 どーゆー態度(心)であるべきなのか…。
ま、私の出した答えは、 今のアタイを見れば一目瞭然?(笑) (´∀`)ノシ
ボランティア被害とは違うが、「無知だったアタイが友達に叱られた」で思い出した。
おまけ:その1 同じ時期、やっぱり友達とどこの駅だか忘れたけど、改札出た所で待ち合わせしてた時。 “手かざし”な人がヒコヒコっと寄って来て、「あなたの幸せの為に祈らせて下さい」と言われたので、「おお!それどうもご親切に!」と祈られてたら、やって来た友達から「なにやってんのよう!恥ずかしいなあ!」と、叱られた(笑)。←終わる迄離れた所に居て他人のフリをしていたらしい。
おまけ:その2 同じく同じ時期。 またまたどっかの駅かは忘れたけど、友達と駅前を歩いてたら、何と言って声をかけられたかも忘れたが、やっぱり“てかざし”系で、「それをやってもらうと何か良い事があるの?」って聞いたら、「血液が綺麗になる」とかなんとか言われ、「おおう!それはやってもらいましょう!」と、やってもらってもらう事に(笑)。 付いて来てるとばっかり思ってたらしい友達はサクサクと先に歩いていってしまってたので、「おおーーい!この人が血を綺麗にしてくれるらしよー!やってもらえばー?」と大声で呼んだら他人のフリをされた。そして後から猛烈に叱られた…。
その他、自己啓発セミナーの人に、いきなり「元気ですかああ!」と目の前で叫ばれた時、元気良く「元気ですよおお!」と答えて、やっぱり友達に置き去りにされ、後でこってり叱られたり。 と、 非常識な浦島太郎な自分だった(今も?(笑))頃のイタい子ちゃん話、まだまだ沢山あるんじゃが、なんだか書いててだんだん「…自虐的?」って思ったんで、今日はこれぐらいにしといてやるっ!←や、十分長いし!(笑)
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