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超久しぶりに書いてこれかい?!みたいな(笑)。
てか、マジで忙しくて、ジミジミ書き足してたから、内容かなり支離滅裂っす。 なんて、そーゆー事とはま〜ったく関係の無い世界に生息している私が言うのもオカシな話っすけど(笑)。 なんとなくネットでネタにあがってて、なかなか考えさせられる問題だなあ、と思ってたので、心の備忘録的に書いておこうかなあ、って思った次第です。ハイ。 「子供を育てた事もない、産んだ事もない、欲しいと思った事もない超他人事なイチ女子」から見てのイチ感想として。 ……今後、万が一、アタイが子持ちになったり、あるいは、不妊で悩むような事があった場合、「こんな事言ってたなあ…」と思うんだろうか?(笑) 代理母の問題点をキレイに分り易くまとめてるサイト 『備忘録です。あしからず』 http://agnos.blog16.fc2.com/blog-entry-13.html ネットで「代理出産」ネタにあがってて、っていうのは、 ちょっと前だと子宮ガンかなんかで子供が産めない娘の代わりに、娘の実母(50代後半!)が代理出産をした、ってのがありましたな。 そして、今回の「書いておこうかな」と思ったきっかけとして 結構前から現在にかけて何かと話題になってた向井亜紀のパターン。 こちらは、なんやら代理出産だけじゃなく、戸籍やらなんやら法的な部分でもごちゃごちゃしてて、応援している人々もいるようだけど、私が見ているようなWEBサイトや2ちゃん(笑)では、ほぼ否定的な意見が多いようだね。 あ、先に言っておきます。 一般的にみて、私の発言やスタンスは許されない不謹慎なものだと思いまーす。 だから「可哀想じゃん!がんばれ!」とか思ってる人はここから先を読まないで下さい。 「あんたみたいな人間に子供が欲しくても持てない私の気持ちなんか分る筈かない!」とか、“表に出て来てる”コレ系の人って言うけどさ。 わっかんねーよ。所詮他人だし。 旦那の浮気問題だろうが、今夜のおかずをどうしようか?!なんてちっさ〜い問題まで。 まったく同じ人間じゃないんだしさー。 なのに、不妊なんて、こんなナイーブな問題、余計に分る筈ない(笑)。 じゃあ語るなよ!なんだろうけど(笑) でも、ニュースとして入って来ちゃって、色々意見が出ちゃうんだもの。 てゆーかさ。 何事に対しても「どうせ私の気持ちなんて分る筈ない!」って言う人って、居直ってる感がしてなんかムカつくんだよね。 やけに自分の不幸を自慢してるようにしかみえない人っているじゃない? 「あんたなんか、まだ幸せじゃない!贅沢よ!!私なんてこんなに不幸なんだから!」とか言っちゃう人?(笑) だから「こんなに不幸な私」は「可哀想」なんだから「どんなことしても許される!」みたいな? こーゆー不妊の問題はデリケートだから、みなさん腫れ物を扱うように扱ってますけど。(2ちゃんでは別だけど(笑)) ま、一般人で不妊で悩んでる人は誰をなじる、とか、悲劇のヒロイン気取らず粛々と治療してるんでしょうが。 向井さんの場合、デリケートな問題だからみんなが気を使ってるのを良い事に、言いたい放題、ワガママ放題、被害者面し放題、と、調子に乗ってるようにしかみえん。だからバッシングも多いのでしょうな。 や、マジに悩んでるんでしょうけど? 私的に、自分は子供を産んだ事も育てた事もないが、ウチのマミーを観察してて、そして今でも一緒に暮らしてるそんな彼女の子供として(子供って歳じゃねーが(笑))、この問題で考えさせられた事を書こうと思います。 母親からの視点ではなく、子供からの視点って事で(笑)。 結構長くなりそうなんで、興味のある方だけお付き合い下さい(笑)。 ■ 向井さんの問題は、日本のお友達は、ニュースでやってるだろうから、「知ってる!」か、「興味ないからスル〜」ってカンジだろうけど(笑)。 バリのお友達には「(゚Д゚)ハア?」だと思うんで、てか、まあ、これ系のエントリーは読まんかもしれんが(笑)、とりあえず自分への備忘録がてら経緯も書いときます。 まず、代理出産とは。 なんらかの原因(子宮内で子供を育てられないだけで卵子は排出される)で妊娠出来ない奥様と旦那の卵子と精子を体外受精させ、それを健康な子宮を持つ女性の中に移植(?)する。 遺伝子的には本当の子供だけど、出て来る腹は他人の腹から、ってのが代理出産です。 まあ、他にも、子宮を借りるだけでなく、卵子をも提供してもらうパターンもあるっぽいけど。 とどのつまりは「誰かの腹を借りる」って事ね。 代理出産は日本では、日本産科婦人科学会の規定で禁止されてて、違反した場合、関係した医師は除名!と、実質禁止状態ではあるけれども法的効力はないんだそうな。 2000年12月の厚生労働省の審議会で、「代理懐胎(代理母・借り腹)は禁止する」って代理母禁止の方向で決まってたらしいが。 …野田聖子とかの反発ではっきり法整備はされてないっぽい。 今迄日本での“オオヤケになってる”代理出産は向井亜紀さんトコの事例と、実母が娘の子供を産んであげてる以外は姉妹間、というのの合わせて5件位とかなんとか、書いてあったきがする。 本当はもっと多いけど、粛々とやってて、得に問題になってないからバレてないだけみたいだけど。 結局は、倫理的な問題以外にも、出産後に何かと「産みの母親」と「遺伝子的な母親」の間で問題が生じる事が多いんだそうな。 それに、不自然な妊娠過程を踏むので、母体や子供にも普通の出産以上に肉体的負担がかかるらしいし。 母体的には産後の回復がスゲー遅かったり、産まれてきた子供も病気がちだったり、明らかに障害者だったり、染色体異常がみられたり等々…。 そりゃあそうだわなあ。 DNA的に母体と胎児は同じじゃないし(だからDNA的に近い親や姉妹がやる場合が多いのだろう)、最初の自然の受精の時をすっ飛ばして、いきなり子宮に「妊娠してるから」って認識させたりなんかしたら、子宮さん的には「え?え?!マジ?!つか、いつの間に?!」ってなるだろう(笑)。 それを上手く騙す為にホルモン系の薬物投与とかするんだろうから、代理をする人の体には負担はかかるわなあ。 上記の娘の代わりに子供(つうか孫?)を産んだ50代後半の母ちゃんなんて、閉経してんのに、女性ホルモンを注射しまくって、むりやり生理を再始動させてるらすぃからね!生物学的には不自然極まりねーよ!おえ。 それに胎児的にも、ボディの造り自体のDNAと、胎内で育つ過程で送られて来る血液等に含まれるDNA塩基がマッチしてないのだもの、女性遺伝子情報と男性遺伝子情報の両方を持つ、生物学上、男でも女でもないキメラ(半陰陽の事ね)が産まれる確率も高くなるらしいしねー。 *半陰陽についてはこちらで→http://ja.wikipedia.org/wiki/半陰陽 さて、それをふまえた上で、向井亜紀の事例を見てみませう。 『向井亜紀という芸能人は、プロレスラーの高田なんとか、という男と結婚。 子供が欲しかったんだが、子宮頸ガンで子宮を摘出しちまったので、子供が産めない。(しかもあっちこっち病気らしい。) それでも「高田の優秀な遺伝子(何がそんなに優秀なのかは謎。)を是非残したい!」と思っていたところに、「代理出産」という手のがあるのを知った。 向井亜紀は、日本ではまだ代理出産は認められていないのを承知の上で、代理出産依頼の為、アメリカのネバダ州に渡米。 なぜアメリカのネバダ州なのかというと、アメリカでも代理出産が認められてるのは4州くらいしかなく、その中の1つがネバダ州だから。 そこで最初の借り腹女性に3回の体外受精卵を移植するもいずれも着床せず。 で、その借り腹女性の紹介で違う借り腹女性シンディー(てか、バラして良いの?(笑))で試したら着床。 待望の自分と旦那のDNAを受け継いだ子供が、しかも双子が、アメリカで誕生。(とはいえ、「もう自分の卵子はとれない」みたいな事をブログに書いてた事もあったから、本当に向井の卵子か?と、ネット上では(笑)、疑問視されている) アメリカの役所では自分と高田の実子として届けて受理された。 子供を連れてアメリカから帰って来たばかりの頃の向井亜紀と高田は「紙のことは後づけでいい。すべてを(役所の)対応にまかせます。 2人がすくすく育ってくれれば、(国籍や戸籍上の関係が)どうなろうと、 家族が同じ地球の上に一緒にいることには変わりない」と、言っていたが、実際に向井亜紀の産んだ子として扱えないYO!(=戸籍上、母親とは扱われない)と役所で出生届を不受理されると「納得がいかねー!」と裁判を起した。(そんなこたあアメリカに行く前から分ってた事!(笑)) なぜなら、日本の法律で「母親」とは「その子供を妊娠・出産した女性」となる為、高田は父親として認められたとしても、向井亜紀は「母親」として戸籍に登録出来ない。 結局は一昔前の愛人の子の話じゃないが、高田とシンディーの子として産まれて来た双子を「養子」として高田の戸籍に登録するしかない。 高田の実子ではあっても、戸籍上の妻が向井な為、その向井が「出産してない=実母ではない」から普通に自分の子供として登録できない。 ちなみに、ほかの4組の代理出産してる人々は「養子」として登録している。例えDNA的には本物の親子でも。 最終的に最高裁までもつれ込み、結果「ダメなものはダメ!」と敗訴確定。 結局、ネバダ州では「本物の親子」として認められてるので、そのうちアメリカに行くとか行かないとか…。 現在、双子の出生届けが「預かり」の形のままのため、双子のパスポートはアメリカ国籍で発行されてて、保護者同居人が日本人(向井と高田)であるという在留資格で日本に滞在が認められている状態。3年ごとに更新が必要。』 で、なぜゆえ向井さんが世間(主に子供を持つ主婦層)から叩かれているか、というと。 ・テレビ出演だ!その後の飲み会だ!講演会だ!何だ!とあんなに欲しがってた子供をほったらかし(ベビーシッター任せ)。ちゃんと子育てしろや! ・こんだけテレビで騒いじゃったら、いずれ子供が自分の出生の事を知って複雑な思いをするのではないか? ・自分の行為を正当化したいばかりにテレビで騒ぎ立てて、代理出産とう方法ではなく、親のない子供を養子として引き取って大事に育ててる(不妊の)人を踏みつける発言もいっぱいしてる。 ・アヤシいブローカーと一部の変な団体に祭り上げられてスポークスマン化しててキモイ などなど。 とにかく、日本で騒ぎまくったのは、戸籍上でも自分を母親と認めろ!という事。 でも日本の法律では、それは認められない。 こっそりやっちゃえばバレなかったのに、「代理出産に行って来ま〜す!」と大々的の宣伝したり、本を出版してり(それで出演料や印税を稼いだ)してたので、向井亜紀が産んだ子供では無い事は大々的にバレまくっているからそれは無理(笑)。 しかも、自分のブログであれこれ暴露しまくってるので、全てが筒抜け状態。 シンディが妊娠中に自分は高田と酒盛りしてた事をブログだか著書だかに書いたらしく、それを読んで腹を立てた人に掲示板で 「辛い事は代理母に全て任せておいて貴方達は酒盛りですか、いい気なものですね」 と書かれて、向井逆ギレ。 「あの日は高田実母に30年ぶりに再会し、夫婦はどうしてもどうしても眠れなかった。 そんな晩に飲むことさえも許せないのだろうか、胸がつぶれそうだった。」とコメント。 この逆切れコメントに対する一般主婦から 「どうしてもどうしても眠れなくても妊婦は飲めないよ。同じような状態で向井が妊婦なら飲まないだろ?妊婦は飲むことも許されないよ。(胎児に影響するから)当然。」 「どんな状況下であろうとも、妊婦だったら酒を飲む事は許されない。それなのに、詭弁を弄して正当化を図ろうとする往生際の悪さ」 「好き勝手して後付けの言い訳ばっかり。どんな議論でも『私はかわいそうなんだから、そんな私たちを叩く人は悪人なんですっ』てすりかえちゃうんだよね」 と非難ゴーゴー(笑)。 また自分の著書の中で 『いよいよシンディが産む直前だった。 生まれてきたくなかった、死にたいと言われたら 山奥の土を深く掘り睡眠薬飲もう。 高田には内緒、候補地も見つけている。 あとは土にかえりやすい衣装を見つけるだけ。 誰にも見つからず熊冬眠サイズの穴掘れれば死体完成。 あらゆる生き物の糧となれば私達が存在した価値がある。 どうせなら前向きに死のう、一人で、あるいは二人だけで死なないで。 あなたたちをいじめる人は間違っている、責められるべきは私。 』 とか、書いちゃってる(笑)。 酔いしれっぷりもかなりキモイが、代理母が苦労して出産しようとしてくれてるのに、産まれる前からフライイングで勝手に死ぬ(殺す)事考えてるってどうよ?!自分で産んでないから軽く「死ぬ」とか言えるんじゃ!と、これまた非難ゴーゴー(笑)。 それとか、彼女はガンで子宮を摘出した時、「子供ができないなら結婚(夫婦)の意味がないから離婚したい」と言ったらしいが、普通の旦那だったら、闘病中の妻に言われてハイそうですかと離婚できるわけがないと思うし、なんだかそれを見越して言ってる(酔いしれてる)のがバレバレ?みたいな(笑)。 あと「高田に愛人を作ってもらい愛人が生んだ子を引き取る」とか言ってた事もあるらしいが、これも、子宮を無くした妻に言われてハイそうですかと愛人を作れるわけがないのを解っていて言いってる感アリアリだし、自分を好いてくれてる旦那にも失礼だよね。 それに、愛人をまさに子供を産む機械みたいに扱って、彼女が苦労して産んだ子供を当たり前のように平気で手放すと思う自己中さもヤバい(笑)。 …てか、こーやって書いてると、高田はなんでこんなイタい人と夫婦生活送ってられるんじゃ?謎。 随分長い向井さんネタでしたが、実は前フリで f(^-^; こっからが本番。 一般的な(向井さんに対してではなく代理出産そのものに対する)問題点として: 1. 妊娠・出産に対するリスク。場合によっては代理母が死ぬ事もある。(事例あり) 2. 子供が障害を持って産まれてくる事もある。産まれた子供に障害があったため依頼者夫婦が引取りを拒否する事もある。(事例あり) 3. 母性本能の軽視 - 代理母が(十月の間、自分御身体(子宮)の中で育んだ)子を第三者(依頼主)への引き渡しを拒否する事もある。(事例あり) 4. 依頼者が、子供の引き取り拒否する事もある。(事例あり ) 4-a) 依頼者の都合で代理母に中絶をさせることもある。(事例あり) 5. 依頼者が、子供が産まれる前に事故などで死亡したりして引き取り不可能になるという事も考えられる。 6. 女性を人格を持った人間として扱わず、子供を産む道具として扱うことになる。(臓器提供との関連) 7. 受精卵を診断し遺伝病が無いか確認する事になるが、これは子供の選別、障害者差別に当らないかと言う問題。 8. 生命倫理の問題。 9. 代理出産した家族への影響。出産を依頼した家族への影響。子供への影響。 10. 代理出産の強要。 11. 施術の精子、卵子の取り違え 上記「備忘録です。あしからず」より http://agnos.blog16.fc2.com/blog-entry-13.html ここに挙げられてる問題点の各詳細(←なるほどね、と思う)は上記のリンク先で見て頂くとして。 ワタクシ的に「そうそう!そこだよな!」という部分を述べたいと思います。 バイオ系(特に生物の生態)大好きな私には、まずこの(7)と(8)が引っかかっていた。 そもそも、生命倫理(生命を生み出すという行為は「神の領域」として?)の問題で、人間(動物は別)のクローンや、DNAをイジって思い通りの子供を作る的なミュータント研究は世界中で禁止(表向きはね…)されてるのに、この代理出産はそれにひっかからないのだろうか?! 体外受精もこれにひっかかって来ると思うんだけど、まだ何となく、体外受精卵を「自分の体に戻す」という事で、「自力で受精し難いからお手伝い」「医療の進歩」ってカンジでそんなに気にならないのだけど…。 それを他人のお腹に入れるってのはいかがなものかしら?! あきらかに「人間を製造してるだけの行為」じゃない(笑)。 子供を産む機械発言をした厚生労働大臣を、ほんのちょっと前に恐ろしく叩いたクセに、向井さんの行為にはスルーどころか応援してるマスコミって…( ゚Д゚)ポカーン 柳沢のおじいちゃん発言の「産む機械」はまだ「自分の子供を産む」産む機械かもしれんが、代理出産は思いっきり「子供を造るだけの為」の行為で、まさに産むマッスィーン扱いではなかろうか?!(笑) 生き物が誕生するという、驚く程ミラクルなシステムを私は泣きたくなる程「スゲーー!!!」と思ってるんで、こんな機械的に誕生させるのは「生物」ではなく「モノ」と同じカンジがして、「想い」を穢されるような気持ちを覚えるのよね。 高校の時、バイオの授業で先生が言ってた「人間は誕生する迄に、それまで数十億年かけて人間が進化した過程を、母親の胎内に居る10ヶ月で経験するのです!」ってのに本当に感動したのよね。 実際、卵子と精子という原始的な細胞が結合して、それが分裂を繰り返す内に魚みたいな形になり、トカゲ風、鳥風…と、変化していって、だんだん人間の形になっていくし。 そして、自分と同じ人間となって産まれて来て、色んな事を考えたり行動したりするようになるんだよ! それが、なんてゆーか、ボキャブラリー少なくて申し訳ないが(笑)、まさに、「神のチカラ」だかなんだか知らんが、とにかく計り知れない奇跡的な「何か」のチカラというか、ミラクルだと思うのよ。 そんな凄い生物界のシステムを、イチ人間如きの「どうしても自分の子供が欲しい!」という感情でどうこうするのは、いくら医学的には可能でもおこがましい(冒涜)!と思ってしまうわけ。 自然界的には子供を宿す能力のない雌、種の無い雄は子孫を残す資格は無いのは常識。 子が無いならば普通に自分の代で消え去る運命なのだよ。 それは出来るだけ次の世代に「強い自分達の子孫」を残せる「強い子供」生み出す為のシステムなわけで。 それを極々極々一部の人間だけが小賢しい技を使って何様のつもり?ってカンジ。 しかも健康な雌を危険に晒して迄、不健康な雌の遺伝子残すなんてさ。 自然界の「強い子供」とは、人間界でいえば「金持ちの子供」か? ……まあ、そうかもね(笑) しかし、いくらお金を持っていても、結局親の遺伝子情報を受け継いで「自然な方法で子供を残せない」子供が出来てしまったら、結局は滅びる運命なんだけどねー。 そして、もう1つ気になるのは(3)。 今度は上記とはまったく反対に、とっても感情の部分で「う"〜〜ん(-"-;)」と思うんだけど。 もうすぐ出産の早苗ちゃんの近況や、ちょっと前に出産した優菊姐さんの妊娠中から出産迄の恨み節レポート(笑)を読んでて感じてたんだ。 わかんないけど、最初の最初なんて、自分の腹の中に「別の生命が宿ってる」実感は無いだろうから「子供」って感覚より「生き物」がお腹の中に居るらしい、的な不思議な感覚なんじゃないか? わかんないけどね。 そこから、だんだんお腹が大きくなって、動いたりなんだりするようになって、本当に「子供がいるんだ」という実感が生まれるんじゃなかろうか?と。 その間で、ゆっくり、心的にも体的にも「おかあさん」になる準備を自然にしていくのかなあ?と経験のない私は思うワケです。 24時間、10ヶ月(まあ確実な実感は動いたりするようになってからなのかもしれんが)一心同体(ちょっと違う?)で。 聞く所によると母親の感情とか胎児には伝わったりするとか。 やっぱそれだけ「密接」してると(てか自分の中に居るから密接どころの話じゃ無い!)色々んな意味で愛おしくなるのでせう。 そして、すっごくすっごく大変な思いをして出産する。 だから「お母さん」の愛情って絶対的だし、強いんだと思う。(まあ最近、自分の産んだ子供を虐待する人も多いから私の感想もビミョーだけど) だって、すっげえと思うモンよ。特に経験が無いから余計に(笑)。 自分の腹ん中に、別の生命が生きてるんだよ?!今のワタクシ的には想像しただけで腰が抜けそうっす。 そーゆー妊娠・出産という過程があってこその「お母さん」って感覚が私にはあるので、他人の腹ん中で育って産まれた子DNA上だけの親子関係ってのは、養子の子供との関係と何処が違うの?って思うのよさ。 日々DNAの繋がりを意識して生活するわけじゃないし(笑)。 何が言いたいかってゆーと、「お母さんになる」を意識するのは、妊娠・出産で「一緒に過ごす10か月がポイント」なんじゃないのお?と言う事です。DNAの部分では無く。 それに、こーゆー情緒面だけでなく肉体的にも、妊娠すると、量は人にもよるらしいが、とにかく「母性本能」的部分が刺激されるホルモンが分泌されて、確実に母親準備に入るらしいね。 だから、代理母でいくら頭では「他人ちの子」と分っていても、心と体は「自分の子」みたいになってしまう場合が多く(生物的な雌の感覚)、「情が移るから」と、産まれて1回も抱かせてもらえないまま子供が依頼者に引き渡されてしまうので、精神的に参ってしまう人も多いらしい。 つまり、子供が産めない依頼母は「子供が欲しい欲しい」言ってるけど、結局は私みたいに(特に子供が欲しいと思ってない)妊婦経験の無い女子と同じように、出産に関して配慮が足りなくて、代理母にはなんの感情も無く契約したんだから機械的に「産んでくれれば後はこっちで育てますんで」みたく考えてるんじゃないのお?と思ってしまうのよね。 もちろん、そーじゃない依頼母もいるでしょう。 産まれるまで出来る限りのフォローをして、産まれた時も「産んでくれてありがとう!」と本当に感謝して、その後、大切に大切にその子を育ててる人もいるだろう。 けどね。結局、代理出産の情報の多くって「頼む方側」の感覚が全面に出てて、「頼まれる方側」の感覚じゃない、って事が気になるのよ。 妊娠・出産する女性と産まれて来る子供の精神的・肉体的絆はワシら出産経験の無い女子には計り知れんのだから、「代わりに産んでもらう」という選択肢を「子供をそんなに欲しがってるだもん、いいじゃん!」という同情的な感情で言ってはいかん!と思う。 「わたしたちのDNAの結晶」にどんなに拘っても子供を授かれんのだから、代理で産んでもらう、なんて生物学上不自然な方法をとらんでも、そんなに子供が欲しいなら養子でも良いではないか? 「お母さん」は産んだ後も、どんどん新しい「お母さん」的要素が要求されていって、各ご家庭の「母と子」の関係が出来てあがっていくんじゃないかなあ、と、思います。自分と母の経験上。 「産む」だけじゃなく、「育てる」もすごく大事な「お母さん」的事、っていうか。 養子の子供だろうと、愛情をもって「育てる」「育てられる」があれば、十分「母と子」は成り立つと思う。気がする。 向井亜紀の場合は特殊で、すごーーーく書類上でも「母親」じゃないとダメ!みたいな事で騒いでた。 法律を曲げてでも自分の一般的でない希望を叶えようとしてるから、バッシングされるんだよね。 たとえ書類上は義母扱いだったっとしても、DNA的には親子(誉められたやり方じゃなかったがもう子供は誕生してしまってるし…)なんだし、出産していなくても、母親として家族として接していれば、実際妊娠・出産した「お母さん」よりは、お母さんとしてのスタートは遅れてるかもしれないが、十分「お母さん」になれるのに。 もし、私が今の両親と血の繋がってない他人なんだよん、と言われたとして、ビックリはするが、DNA的母親に逢いたいか?と言われれば、NOかなあ、だよ。 もし、育った家庭に不満があれば「もしかしたらDNA的母親との方が幸せになれるやも?」って、現実逃避的に期待してしまうかもだけど(笑)。 なんか矛盾した事言ってるんだけど(笑)。 なんてゆーの? 「産む」時が凄く大変だから、自分の子供がとっても愛おしくて大切な存在になる。 だからもっと大変な「育てる」も、お母さん達は無条件に頑張れるんではなかろうか? が、産んでなくても、愛おしくて大切だと思えれば十分育てられるんじゃないかと思うし、子供的にもそれが伝わってくれば、最終的にはオッケーなんじゃないかと。 ただ何となく、その大変な出産をしてない分、「何かあった」時、忍耐が実際に産んだ人よりは減るかも?という可能性は無きにしも有らずはあるかもしれん、って事で。 でもこれはあくまでも私の勝手な予想なので、実際は産んでても虐待する人もいるし、実子じゃなくても大切にするかもしれんし、個々の性格によっても変わるから、あくまでも偏見的に見て、の話ってことで。 出産するという過酷かもしれんが大きな大きな達成感的経験は、その後に続く子育ての大変さを乗り切る為のフラグなんじゃないかと、予測するけどどうでしょう? ゴメン、出産経験も無ければ、子育てした経験も私なんで、こんな例え、すっげえ失礼かもしれないけど。 たとえば、ペットを飼ってたとして。(←自分に置き換えて想像出来る限界) すっげえすっげえ大切だし可愛いし愛おしいし、もう家族の一員だし、どんなに悪さをしても最終的には「まあいいか」ってなるし、十分な愛情が育つ。洋服着せたり、死んじゃったら人間のお墓みたいのも作ってあげたり。 まさに、家族同然。…けど、結局、他人からすれば「ペット」なんだけどね。 養子は人間だもの。一緒に暮らしていればペットとは比べ物にならない程、色んなドラマがあるし、精神的コミュニケーションだって深いものだと思うし、長い付き合いにもなる。 (人間の子供ははペットと違って「自分の思い通りになる度」は限りなく低いから、むしろムカつく可能性もあるけど?) そこら辺をつらつらと考えていると、な〜んか、向井亜紀への一般のお母さん達のバッシング内容から感じるのは、彼女にとっての子供は、家族同然のペット並の感覚?に似てるんだよね…。 子供を産める体なら、産んで愛情をもって育てれば良いと思う。それが一般的な自然の親子のあり方。 でも、例え自分で産めなくても、養子でも十分「家族」は成り立つ。 だから、本当に子供が欲しい人は、自然界の法則に逆らってまで「自分の/相手のDNA」に拘らなくても良いのじゃないのかしら? という事が言いたかったのです(笑)。 まあ、不妊で悩んでる人の、この「子供が欲しい」の「欲しい」理由が「自分と相手の子供」という所に最大のポイントを置いているなら、何をいってもどーしょも無いんだろうけどさ。 不妊治療でなんとかなるならば、それはそれで「がんばれ!」だけど。 向井亜紀みたく、子宮自体が無ければ諦めるしか無いのじゃなかろうか? まあ医学が発達してて可能だから、そんな不自然な状況下でも「自分達のDNA」に拘り、お金で何とかなるなら「是非!」となってしまうのかもしれんけど…。 代理出産って、マイコー・ジャクソンが黒人から白人になった(のか?)のと同じ位のエグさを感じる。 結局、お金をかければ出来るかもしれんが、あきらかに生物学的に無理してるから、後々歪みが生じる。 それも、相当キモイ結果を伴って…。 マイコーのバヤイは、自分自身の体だから自業自得でご自由に、だけど。 代理出産の場合のツケは「どうしても自分のDNAを受け継いだ子供」に拘った自分達にではなく、子供や代理母にしわ寄せが来る、ってのが、より嫌悪感を誘うよ。 そして、もう1つ、感情的な部分で。 代理母が出来る人は、出産経験者なんだそうな。つまりは子持ちの女性じゃないとダメ。 それはすでに「自分の子供」がいるから、頼まれて産む子供に対してそんなに執着しないだろう、と言う事らしい(もちろん、出産の実績も買われてるんだろうが)。 これも、生物の肉体的・精神的「母性本能」をあまりにも蔑ろにしすぎではないか?!と思う。 ……大金が動いていれば「別!」って人は居るかもしれんが?(笑) もしかしたらそれさえも凌駕する「母性本能」が妊娠・出産にはあるかもしれんし。 まあそれに、一応金銭が絡む「代理出産」は思いっきり禁止らしんで(インドとかは別)。 あくまでも「無償ボランティア」でこの代理出産制度は成り立ってるらしい。…表向きね(笑)。 だから尚更、「どうしても子供が欲しいから」とか「可哀想だから」とかっていう感情に左右されちゃいけない問題だと思うんだよね。 無償で要求/実現して良い範囲を超えてる気がするんだ。 しかしさ、この「子持ちじゃなきゃ代理出産はダメ」ってのも複雑じゃね?特に代理母の家族。 まだまだ一般的に「出産出来る」と判断される年齢の女性の子供だとすれば、そんなに大きい子供では無い筈だから、彼らは混乱すると思う。 お腹が大きくなっていくオカンを子供的には自分の兄弟だ、と思うでしょう。 なのに産まれても、その家族は1回も抱かせてもらえず、取り上げられるんだよ。 代理とはいえ、お腹の中で育った子供とその家族は約10ヶ月、一緒に暮らしてるわけで。 いなくなるのは分っていたとはいえ、寂しいし複雑な気分よね。 「なんでウチのオカンが苦労してお腹の中で育てたのに居なくなるんだ?!」みたいな。 …ウチのオカンが代理母とかしたら絶対イヤかも。 反対に依頼する方側になって想像してみた……。 もしも自分がとってもとっても好きな人と結婚できたとして。 その人と自分の面影を持つ子供を切実に欲しい!と思ったとして。 でも産めない体だったとして。 ………。 …………。 う"〜〜〜ん(-"-;)。 いくら自分とその人のDNAだったとしても、てか、それだったら尚更、他人の腹から出て来るってのはむしろ腹立たしい気がする…。 だってスッゲー大切な存在なワケじゃん? 第3者なんか(たとえ親・姉妹だったとしても)に介入して欲しくないなあ。 まあ、自分の性格が「自分の大切な物・人においては独占欲(…嫉妬とかそーゆー系じゃなく、なんてゆーの?「触られたくない!」みたいなカンジ)が強いかも」と「オール オア ナッシング」な性格だから?(笑) 出産とか子育てとか、ぜ〜んぜん関係ない私が小さな声(?)で、この「代理出産」についての事を言わせてもらえば「反対!」です。 てか、向井亜紀は自分の腹を傷めて産んだ子供が居たとして。 生殖能力とかどんな遺伝子的影響があるか検証されてない試験管ベビーの子供と結婚させられるのかな?(笑) こんなに自分と高田の遺伝子に拘った人が…。 PR |
興味あるんだけど、興味ある人はお読みください。から下が文字色の具合で読めないのは私だけ???
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私は読めたよ。でも長かったので、まだ半分くらいしか、読んでいない。あとでまた読みます。
しかし、随分長い間ブログ書いていなかったね。 忙しかったの?? 日本へ帰ってしまったんじゃないかと思ったわよ。
【2007/04/30 10:39】| | 名無しの権兵衛さん #576cbbda44 [ 編集 ]
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見えねー!とハナさんから言われたので、バックを替えてみたのですよ。
ところで、名無しの権兵衛さんは智ちゃんかしら? 長いっすね。 書いてなかった期間かけて、ちょっとずつ足してたから。 ツギハギで長いのよね。支離滅裂だし。 ま、テキトーにスルーして下さい(笑)。 この他にも書きかけがいくつかあるんで。 4月は2個しかアップしてないからもう一個位、ちゃちゃっと仕上げてアップしようかとはおもってるんだけど。 そう、忙しかった、ってか、忙しいのよ。 軽くゴールは見えてるから、一時期よりは落ちついたカンジなんだけど。ラストスパート前の嵐の静けさ状態の今ですわ。ふう。 |
遅くなりましたがちゃんと読みました。
難しい問題ですね・・・ポイントの置き方で考えも変わると思うけど。しかし、出産経験者として私は代理出産なんて絶対無理。10ヶ月自分の身体で一緒に過ごし、苦しんで出産した子を引き渡すなんてたとえ自分の子ではないとしても辛くて出来ない。寿や路さんと同じ意見でございます。 |
このコメント欄にたどり着く迄の長さといったら!
どんだけ長いのよ!と、思わず自分にツッコミを入れてしまった(笑) ハナさんは自分の家族も居るしね。 10ヶ月一緒に過ごすのはマリカ嬢やアリアナさんもだから、皆も辛いやねー。 ナゼか分らんが、出産経験のある女性の「絶対無理!」的な意見はあまり表には出て来ないんだよね。 「可哀想だから代理出産もあり!」という意見を声を大にして言ってる人が、出産経験があって且つ、自分が代りに産んであげるのもやぶさかではない!ところまで念頭に置いた上で言ってるならともかく、結構、超他人事の生理のあがっちゃってるようなフェミニスト団体系のおばちゃんが無責任に言ってるんじゃん?ってカンジがアリアリで気持ちが悪い。( ゚д゚)、ペッ 「子供を産めない人の辛さ」の人権を全面に出して「代理出産を認めろ!」と、不妊の人は言ってるけど。 ハナさんみたいにイヤ!無理!引き渡せない!って人の感情はムシかよ!ってカンジだよね(笑)。 |
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